Life Shift 倶楽部〜Money Ver.〜

〜お金とも仲良くなって豊かな人生を〜

ドリルの話

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昔、自己啓発セミナーで聞かれた。

 

「あなたは何を売ってるの?」

 

それに対して参加者は自分の取り扱っている商品について答える。

 

講師はこう言った。

 

ドリルが欲しい人は

ドリルが欲しいのではない。

ドリルを売っているあなたは

ドリルを売っているのではない。

 

”穴”を売っているのだ。

 

 

これを聞いた時

本当だ!と目から鱗が落ちた覚えがある。

 

穴を買っているとは思わなかったーーー!!

 

↑ 完全にユーザー目線だった私(笑)

 

 

でもこういうことって多いのだと思う。

 

もともとは穴をあけたいから

そのための道具を買おう!って

ドリルを求めに店に来るのだが

 

いつの間にか道具が目的になっちゃってるってこと。

 

ドリルはニーズの顕れ。

 

本当に欲しいのは”穴”

 

もっというと
穴をあけて何をしたいのか、が
本当に欲しい結果なのだ。

 

 

例えば”壁に絵を飾りたい”が得たい結果だとしたら

ドリルで穴を開けなくても済む方法が他にもある。

 

となると

欲しいものは”穴”ではなくなるのだ。

 

壁に絵を飾りたい。

これをウォンツというが

 

それを叶える方法が

壁に穴を開けてビスでとめる、ということしか知らなかったら

ドリルを買い求めにドリル屋さんへ行くだろう。

 

ドリル屋さんはドリル専門だから

ドリルの中からお客様に最適なものを売るだろう。

 

でもDIY全般のものを取り扱っているお店に行き

お店の人が一言

「ドリルで何をしたいのですか?」と聞いてあげたならどうだろうか。

 

「絵を飾りたいのです。」

 

ではこちらへ・・・とご案内するのは

果たしてドリル売り場だろうか。

 

 

日本人のお金に関しての見識は

このドリルを買うお客様とさほど変わらない。

 

銀行員が詳しいだろう

保険会社の人が詳しいだろう

証券マンが詳しいだろう

 

そのお店(専門店)に行けば

そのお店の中で今現在一番オススメのものを

教えてくれる。

 

あなたが欲しいものが

ドリルならばOK。

 

でも

本当に欲しいのはドリルなのだろうか。

 

 

ニーズではなく、

あなたのウォンツを引き出してくれる人のところへ行こう。

 

 

 

 

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<FAによるお金の勉強会>
2月 2日(火) 13:00〜/19:30〜
2月11日(木)10:00〜
2月26日(金)19:30〜

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