Life Shift 倶楽部〜Money Ver.〜

〜お金とも仲良くなって豊かな人生を〜

実は浪費かも?!

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お金の使い方は主に3つと言われる。

 

浪費・消費・投資

 

浪費とは
出したお金・値段に対して価値が低い。

消費とは
出したお金・値段に対して価値が同等。

投資とは
出したお金・値段よりも価値が高い。

 

自分が実際にお金を出して
何かを得る、という行為に対しては
この3つのどれに該当するのかはわかりやすい。

 

が、知らずして浪費していることがある。

しかも

割と自分がお金に対して堅実だと思っている人ほどこの傾向が強い。

 

それはなにか。

 

貯金である。

 

小さい頃から貯金しなさい、と言われて育った世代は
きっと貯金は善。
貯金は手堅い。
貯金は多ければ多いほどいい!と信じがちだ。

 

しかし、である。

貯金がプラスになったのはもはや昔の話だ。

そのことについて
どれだけの人が気づいているのだろうか。

 

日本の銀行は金利がものすごく低く
0.001%程度とスズメの涙ほどであることは認識があると思う。

 

利息は期待してないけれど
銀行に預けておけば減らないから安心、と思っている人が
どれだけ多いことか。

 

日本人は元本保証という言葉が大好き。

銀行は預けたお金は確実に預かってくれるし

いざという時はそのままの額を引き出すことができるから

安心・安全だ、と思っている人が多いだろう。

 

でも、本当に安心・安全なのだろうか?!

 

確かに
見た目上の数字は減らない。が!

 

額面は変わらなくても年々価値は減っている。

 

物価が上がればお金の価値は下がる。
これがインフレだが

経済が成長していて
それに見合うほど給料も高くなっていれば問題ない。
 
 
しかし
給料は上がらず物価が上がっていたら
生活はとても苦しくなっていく。

年金に頼って生きるとしたら
物価の上昇は命取りだ。

 

そういえば年末のこと。
押し入れを整理していたら
未使用の年賀状が出てきた。
 


2010年は50円
2018年は52円
2020年は63円

 


調べてみると消費税や人権費アップの影響とあるが
それにしても凄まじい価格の上昇である。

 

インターネットによりメールやSNSで事足りる時代。
手紙を書くという行為が極端に少なくなってきたから
あまり感じていなかったが
あらためてみるとこの10年ではがき1枚で13円の上昇って凄い。

 

これは極端な例かもしれないけれども
気がついていないだけで物価は上がっている。

 

私はお菓子が好きなのだけども
価格は変わらずとも中身が少なくなったり小さくなっているのは
少なからず感じているのではないだろうか。

(今じゃポテトチップスは1袋食べてもまるで罪悪感がないww)



同じもの・同じ量を買うのに価格が高くなる、ということは
お金の価値が下がっている、ということだ。

 


銀行にお金を預けて
そこからATMでおろすのに一体いくらかかるのか。
通帳を有料にする銀行も出てきた。
他行へ入金するときの振込手数料も侮れない。
諸外国のように銀行に口座があるだけで口座維持手数料がかかる時代も来るかも知れない。

 

で、預金しておいても0.001%しか増えない。

 

とするならば
銀行に貯金していることは果たして安心なのだろうか。

 

今も昔もお金は大切だ。
しかし常識はまるで変わっている。

 

その大切なお金をどこに預けるのか、は
しっかり考える必要がある時代。

 

銀行に預ければ安心して貯蓄できる、という時代はもはや遠い昔のことなのだ。