Life Shift 倶楽部〜Money Ver.〜

〜お金とも仲良くなって豊かな人生を〜

貯めるしかないのか?!

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お金は稼ぐもの

お金は使うもの

お金は貯めるもの

お金は殖やすもの

 

このうち、お金の動きがないのは
貯めること。

 

お金はエネルギーなので

どんどん動かしたほうがいい。

 

ちなみに私は

お金は使うもの、と思っている。

人生を豊かにするための手段だからだ。

 

使いたいからこそ

”殖やす”と”稼ぐ”はマストなのだ。

 

 

使う、という行為は

誰かの収入につながる。

 

 

日常でお金を支払う時を少しイメージしてみよう。

その前に必ず人の手が加わっているはずだ。

 

衣食住などの生活に関するもの

教育やサービスに関するもの

誰かの熱い想いへの寄付やクラファン・・・。

 

必ず誰かが関わっていて

もしそれを自分が全てやる、といったら

膨大な時間と労力、能力が必要なはずだ。

 

とてもじゃないけど

一人では絶対に賄えない。

 

つまり誰かの、何かの
労力や時間、想い・アイディアなどを頂くかわりに

お金というものを支払っている、ということになる。

 

逆にいえば

自分自身の時間や労力、想い・アイディアの対価として

収入を得ていることになる。

 

だから

お金というものは使えば使うほど

みんなが豊かになっていくものなのだが

 

みんなが財布をぎゅっとしめて

貯める、に注力したら

エネルギーの流れがそこでとまる。

 

かといって

お金が入ってこないことには

使うこともできない。

 

だから最初はみな

稼ぐ、を意識するのだと思う。

 

働かざる者食うべからず、という言葉が

DNAに染み込んでいる私達。

収入ふやす=働く、がスタンダードな考え方。

 

しかしこれからは

”稼ぐ”だけでなく

”殖やす”も意識することが大事。

 

なぜならば

r>g

r:資本の収益率>g:経済の成長率

 

つまり、資本主義においては

資産を持つ人ほど豊かになるということ。

 

お金は人の5倍働く、と言われている。

 

だとしたら

お金に働いてもらって殖やす。

 

これに注力した方がよっぽど早い。

 

 

じゃ、どこで?
大切なお金をどこに働きに出す?

 

自分に置き換えてみたら
働きがいのある場所、成長できる場所がいいよね。

 

安心で安全で成長もできるお金の働き場所。

もちろん、日本にあったら日本で働かせる。

 

でも日本にあったらみんなやってるハズ、なのに・・・。

 

だから世界に目を向けてみた。

世界には安心してお金を成長させてくれる場所がある。

 

それを知っているか知らないかは

結果に大きな差が出る。

 

成長率=運用利回り。

 

お金を殖やすには

利回りを意識しよう。

 

銀行に預けっぱなしじゃ

成長は見込めない。

 

0.001%。

100万円預けて10円の利息がもらえる今の日本。

(実際は税引き後だからもっと少ない)

 

まずはその事実を理解しよう。

 

いくら貯めても

貯めた分にしかならない。

 

老後に向けてしっかり貯めてたとしても

その貯金を切り崩しながら生活するかぎり

いつかは底をつく。

 

その不安を解消するには

お金が働き続ける場所を確保すべし。

 

人間には定年退職があっても

お金には定年退職がない場所を。

  

 

まずはお金というものに真剣に向き合おう。

お金に向き合うって

人生に向き合うことなんだ。

 

 

 

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<お金の勉強会>
2月 2日(火) 13:00〜/19:30〜
2月11日(木)10:00〜
2月26日(金)19:30〜

***********

 

 

 

 

 

 

同じ方向をみる

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お金のことって
夫婦でもなかなか話し合いをしているケースは少ない。

 

それがゆえに
お金に対する価値観の違いを抱えたまま
なんとなく過ごしているご夫婦のなんと多いことか。

 

昭和の時代までは
お父さんは外で働き
お母さんは家を守る。

 

つまり夫の稼いだお金を
妻がやりくりして生活をするスタイルだったが


時代の変遷とともに

 

夫婦共働きになり
別々のお財布を持つようになったことで
家計のやりくりは多種多様になってきた。

 

色々なご家族の話を聞かせていただくと
別々のお財布を持っていたとしても
家計を握り、管理していているのはどちらか一方でしかなく


相方は何にどのくらい支出しているのかを知らないケースが多い。

 

管理していない方の夫または妻は
お金に関して無頓着であり
 

管理している方は誰に相談していいかわからず

将来に向けて漠然とした不安はあるものの
何から手をつけたらいいのかわからない、というのが現状だ。

 

多くの場合
まだまだ妻が家計をやりくりしているケースが多いが
その方たちが縁あってセミナーに参加した場合
2つのパターンが見受けられる。

 

一つは夫(妻)に相談し
お金について向き合おうとする。

 

もう一つは夫(妻)に相談せず
お金について向き合おうとする。

 

でも、思うのだ。
なんのためのお金なのか。
なんのために資産を作っていくのか。

 

子どもの教育費のためなのか
マイホームのためなのか
老後の生活のためなのか
将来の夢のためなのか・・・。

 

未来の生活をイメージした時に
パートナーの存在があるならば
どんなライフスタイルをしていきたいのか
共通認識を得る必要がある。

 

お金はそれを実現するために
必要なツールだ。

 

 

 

あるクライアントさんから
こんな言葉をいただいた。


*****
セミナーをきっかけに
夫婦の間であらためて対話をしています。


お金がないから無理だ、と封印してきた夢も
叶えられることがわかって今からワクワクしてます!

お金に向き合うことで
人生に向き合うことができました。
本当にありがとうございます。

*****


お金、というものは
しあわせになるためのツールでもあるけれど
コミュニケーションのきっかけにもなる。

 

最近では
ご夫婦二人で受講される方も増えてきて
関心が高くなっているのが嬉しい。

 

同じ船にのっている家族。
その家族が同じ方向をみて協力しあったら
予想以上のところまで到達できるんじゃなかな、と思う今日この頃。

 

まずはご夫婦で
話し合うことから始めよう。

 

 

 

 

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<お金の勉強会>
1月20日(水)14:00〜
1月21日(木)19:30〜

***********

 

 

 

 

 

 

 

 

食わず嫌いは一生の損

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旅が好きだ。

 

観たことのない景色や空気感、
初めて体験する現地の文化や言葉や食、習慣・・・。

 

旅は私の人生を豊かにしてくれる。

 

 

就職2年目、初めての海外旅行はグアムだった。

当時所属していたバスケチームの先輩方に連れられて

6日間、朝から晩まで子どものように遊び回った。

 

海外旅行好きな先輩達がいたおかげで

毎日色々な場所に行き、色々な体験をし

大・大・大満足の旅だった。

 

何事も初めての体験は体験者とするのがいい。

心強さがまるで違う。

 

 

実は飛行機も初めて。

税関通る時のパスポートチェックもドキドキ。

 

英語が喋れなかったけど

左ハンドルも運転したことなかったけど

日本円以外のお金を持つのも使うのも初めてだったけど

習慣ないからチップをすぐに忘れそうになったけど

 

何かあったら先輩が対処してくれるだろう、と

大船にのった気持ちでトライすることができた。

 

知らなかったこと

やったことがなかったことが沢山あったが

経験してみると

想像以上に楽しいし、難しくなかった。

 

以来、海外旅行は私の大好物となった。

 

 

当時、国内旅行を一緒にする友人がいた。

彼女は移動手段は自分が運転する車が一番と思っていて

とりわけ飛行機なんてもってのほか。

 

彼女曰く

「あんな鉄の塊が空を飛ぶはずないじゃん!」

一体いつの時代の人なのか・・・(笑)

 

そんな彼女を海外旅行に誘えば

「若い娘が海外に行ったら香港・マカオに売り飛ばされるよ!」

一体、誰に教わったのか・・・(笑)

 

とまぁ、こんな感じだったのだけれども

 

私自身は海外旅行の楽しさを知ってるものだから

アノテコノテで彼女にプレゼン。

 

別の友人を巻き込んでようやく一緒に旅した行き先は・・・

 

香港だった(笑)

 

友人の友人が現地に住んでいて

その方にアレンジしてもらったから

プライベートガイド付き、のような贅沢な旅で

食も観光もローカル体験も全て大満足!

本当に楽しい体験をさせてもらった。

 

 

それ以来、彼女は 

「飛行機、ちゃんと飛んだ。」

「香港に行っても売り飛ばされなかったww」

「海外、楽しい。また行きたい!」
 

という認識に書き換わったのだ。

 

 

人は知らないことはコワイし

避けて通るからさらにコワく感じる。

わからないから近づかないようにしてしまう。

 

いわゆる食わず嫌い、な状態。

 

その逃避行動が

自分の世界を小さく小さくしていることに気づかない。

 

 

海外、コワイ。

金融に関してはそんな考えを持つ人がまだまだ多いが

でもよく考えてみてほしい。

今の日本は海外のもので溢れているのだ。

 

そもそも洋服だし。

食事も和洋折衷だし。

 

言葉も文化も娯楽も生活様式

手にしているスマホやPCも

海外由来のものがどれほどの割合なのか。

 

それなのに金融に関してだけは鎖国状態だ。

いや、鎖国マインドなのだ。

 

 

そろそろ堅い門戸をあけて

広い世界へと目を向けてみよう。

 

世界がそのドアを閉じないうちに。
 

 
知らないからこそ、知る。

わからないからこそ、学ぶ。

 

 

食わず嫌いは一生の損、なのだ。

 

 

 

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<お金の勉強会>
1月20日(水)14:00〜
1月21日(木)19:30〜

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その道のプロにきく。

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2021年、新しく始めたものの1つに
ボイストレーニングがある。

 

昨年末、あるきっかけでYou Tubeを観ていたら
昭和時代の歌手である泰葉さん(59歳)が
めちゃめちゃ気持ちいい声で歌っていた。

開口一番、スッコーーーーンと抜けるような伸びやかな声。

これを聞いて思った。

 

『私は今までの人生の中でたった一度でも
こんなにも気持ちの良い声を出したことがあっただろうか・・・?』

 

で、居ても立っても居られずに
地元でボイスレッスンをすることができる場所があるのか検索。
 
これまたいいご縁に恵まれて
体験レッスンをし、学ぶことにした。
 ↑ こういう衝動が起こった時の行動の速さときたら・・・(笑)

 

まだ2回しかレッスンを受けていないのだが
 

まず呼吸の仕方から違う。
声の出し方の概念が違う。
体の使い方が違う。
 

先生は軽々とやってみせてくれるのだが
なにせ初めてのことばかりで
全くできない。完全なる落ちこぼれである。
 

が、そもそも自分の声には全く自信がなかったので
落ち込むどころか
ちょっとの変化でも嬉しいのである。
 


新しいことにチャレンジしてみる時は
少しの勇気がいるものだが、


 
その道のプロに学ぶ!と決めると
自分ひとりでやるよりも
よっぽど効率よく、そして正しく上達することができる。

 

 

これって何事にも言えることで

成功したかったらその道で成功している人に聞けばいいし
その道のプロに聞いてみればいい。

 

まずは
何が欲しいのか。
どんな結果が得たいのか。


それを自分で明確にすることで
誰に話を聞けばいいのかが決まってくる。

 


1年前、お金について学びたい、と思った。


「学びたい」のはなぜかというと
お金の束縛から自由になりたかったからだ。
 

  
「お金がお金を忘れさせる」
 

この言葉にビビッときた。


一瞬たりともお金について悩みたくない、と思っていたから
本当にその通りだ!私もその状態になりたい!と思ったのだ。


その思いが引き寄せたのだと思うが
縁があって正しい知識・情報を得る機会に恵まれた。

 
海外の金融情報に触れ
グローバルな視点での学びはどれも目から鱗だった。

 

それを教えてくれているのは
自身でも資産家であり、
日本人のマネーリテラシーをあげ、
資産家にしている人たちだ。

 

今や私もファイナンシャルアドバイザーとしてその仲間入りをし、
お金の啓蒙セミナーや個人サポートもしている。
 

一般常識としてファイナンシャルプランナーの勉強もして
資格もとった。(勉強すれば誰でも取れる。)

しかし、残念ながら
FPで資産家の人は多くはない。

 

同じように
保険屋さんで資産家になっている人も少ない。
 


私の友人はMDRTとかCOTとかTOTとか
素晴らしい営業成績を誇っていたので
年収はとてもよかったと思う。
 

でも、私を資産家にはしてくれなかった。

銀行においておくよりは
利率のいい積立を紹介してくれたが。
  
 
保険というものは医療保障において優れているが
資産をつくる、という点においては専門ではない。

 

この前、保険代理店に勤めている方と話したが
  
確かに日本の銀行で定期積立することを考えたら運用益はあるけれど
昔のようにすごく増えるオススメ商品が本当に少なくなったよ、と言っていた。

数多くの会社の商品を扱える代理店の方がそう言うのだから
一社専属の方だったらなおさらだろう。
 

現在、日本人の保険にかけている費用はものすごく高額だ。
「保険料が家計を圧迫して、貯金ができません…」
 

なんのための保険なのか。
もはや・・・本末転倒である。
 

まずは保障と貯蓄はわけて考えることから。

そしてそれぞれのプロに聞いて選択しよう。


自分の描く理想に
最も早く近づける方法が見つかるはずだ。

 

 


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<お金の勉強会>
1月20日(水)14:00〜
1月21日(木)19:30〜

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共通認識の最たるもの。

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お金というものは不思議だ。

写真のように猫はお金が目の前に沢山あったとしても
なんだこれ?!美味しいの??
くらいにしか思わないだろう。

 

間違っても
わーい♪お金だお金だ!嬉しい♪
なーんて思わないだろう。

 

しかし人間は違う。


お金というものは
色々なものに交換できる価値があると信じているのだ。

 

 

 

昔、あるセミナーで
講師が一万円札を出してこう言った。

 

「みなさん、これが何でできてるか知ってますか?

紙ですよね。ただの紙ですが

破ること、できますか?燃やすこと、できますか?」

 

 

いやいや・・・
まず、破るとか燃やすとか
そういう概念がないし。

 

 

だって私達はその紙一枚で
色々なものに交換できることを知っているからだ。

 

でもその時、あらためて不思議に思った。

なぜ自分がその紙に対して信用価値においているのか、と。
まわりの受講者も同様だった。

 

 

その紙が一万円札だ、と


みんなが知っていて
価値を感じ
その価値があるということを信用している。

つまりそれはただの紙切れではなく
世の中の人全員が公認する価値あるもの。
それがお金、なのだ。

 

そもそもお金の歴史を紐解くと


物々交換が主流だったものが
不便さから貝などの物品貨幣へと変わり
(お金関連の漢字に貝が使われている所以)

やがて金を主体とした貨幣が鋳造され
金本位制度というものができた。

 

で、その金といつでも交換できる紙を
兌換紙幣(だかんしへい)とよび
 
 
人々は「これでいつでも必要なときに金に換えられる!」と信じたところから
その紙を価値あるもの、という認識がスタートした。
 ↑ 当時のお金には
「このお札を持ってくれば、いつでも同じ価値の金と交換します」といった旨が記載されていたらしい。



兌換紙幣=金の量なので
紙幣が沢山あればあるほど、金を持つ量が沢山あるということ。
あ、だから”金持ち”っていうのかも?!
 ↑ 当然読み方ちがうけど日本語ってすごい、と妙に関心してる私。

 

しかし経済が発展していくにつれ紙幣の流通量が増し
金の保有量と同量の紙幣では全然足りなくなったことから
中央銀行日本銀行)がどんどん紙幣を増刷。


兌換紙幣は不換紙幣(金とは交換できない紙幣)となった。

でも人々は不換紙幣も
「お金だ」と信じて使い続けている。
国家への信用のもとに。

 

不換紙幣となったので
日銀は金の量と関係なく
お金の量をコントロールできるようになった。
これを管理通過制度という。

 

あ、ちなみにいつも何気なくみているお金だが
お札には”日本銀行券”
コインは”日本国”とあるのを知っているだろうか。
発行元が日本銀行なのか、政府なのか、の違いがあるのだ。

 

いつもいつも使っているのに
じっくりと観たことはないお金。
 

今では法貨としての強制通量力があるお金。by日銀


でももともとは
様々な歴史を経てみんなの信用のもとに成立している紙だったのだ。


 
今はデジタル化していて
ただの数字の羅列となっている感が否めないが・・・
それはそれでちょっとさみしい。
便利だけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綱渡りの人生

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もし、綱渡りをしなければならないとしたら
あなたは何を意識するだろうか?

 

 

まず呼吸を整えて心を整えるだろう。
そして手をあげてバランスをとるだろう。
目線は少し前、あるいはゴールに向けて
一歩一歩、着実に進むだろう。

 

 

ぐらついた時には何をするだろうか?

 

咄嗟にバランスを取り直すことをするはずだ。
それも必死に。

 

 

綱がどこにあるかでも
だいぶ状況は変わってくるはずだ。

 

 

例えば地面においてある綱だったら?

 

安全綱がくっついていたり
下に分厚いエアーマットが敷いてあったり
落下防止用の網がはられていたら?

 

かなり楽にバランスを取れるのではないだろうか。

 

人生は綱渡りに似ている。
しかし、できれば安心安全な綱を渡りたい。

 

様々なバランスを取りながら
前を向いてまっすぐ進みたいものだ。

 

とるべきバランスはその時々で違うだろうが
 

人生における三大悩みは
人間関係・健康・お金だ。

 

コロちゃん関連で
様々な社会現象が起きている昨今、

 

この3つのうち
あなたがとるべき最初のバランスはなんだろうか。
立て直す必要があるのはなんだろうか。

  

ちなみに
知っているか知らないかの情報の違いだけで
最も大きな差が出るものはお金だ。

 

2度めの緊急事態宣言が発令された今、
経済の不安定さに拍車がかかるのは必至。
最も見直すべき緊急事項であろう。

 

それでもなお、
このまま綱渡り人生を続けますか?
なんの備えもなくて大丈夫?

 

何から始めたらいいのかわからなかったら
まずは知ることから。
 

次回、マネーリテラシーをアップするセミナーは
1月20日(水)14:00〜(資産形成)
1月20日(水)20:30〜(資産運用)

  

ステイホームは学びに活かそう。

 

 

 

 

 

 

 

群盲象を評す。

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画像

 

数人の盲人が象の一部だけを触って
それが何か、を問われた。
 

ある者は足を触り
ある者は尾を触り
ある者は鼻を触り
ある者は耳を触り
ある者は腹を触り
ある者は牙を触った。

 

そしてそれぞれが感じたこと、判断したことを話し合うのだが
それぞれが自分が正しい、と主張する。

もちろん、それぞれが正しい。
しかしながら、一部を知ったからとて
すべてを知るには事足りない。


このことを

群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)と言う。

 

木を見て森を見ず、という日本の諺にもあるように
一部の情報ですべてを知った気になってはいけない。

 

人はどうしても
目の前の局面に気を取られがちだが
引きで観ることや
長いスパンで観ることも必要だ。

 

今、日本円が高いからといって
資産を円だけ持ってることがどれだけのリスクなのか。


ちなみに日本という国は
世界で一番外貨を保有している国である。


それに対して
自国通貨しか持っていない日本人がどのくらいいるのか。

 

実際、過去の私も
円安とか円高について考えたり影響を受けたのは
海外旅行に行った時くらいだったし
友人への付き合いでドル建ての保険積み立ててやってたから
1年一括払いの時くらいで日常は気にもとめていなかった。

 

加えて日本では外貨で支払う機会が0%だから
円の相場について関心がないのは環境的にいたしかたなかったと思う。

 
しかし、ちょっと引きで観た時に
このまま日本が、ひいては円の相場が現状を維持できるは思えなかった。

人口減、少子高齢化・・・という
客観的事実の前に日本のミライというものを嫌でも考えざるを得なかった。

  

だから対策を打たねばならなかった。
そして学び、行動した。
縁ある人にも学んだほうがいいよ!と常々伝えている。

 

なんとなく、お金について敬遠していた人たちも
2度目の緊急事態宣言が出された今、
さすがにのんびり構えてはいられないハズ。

 
今後、ますます資産形成や資産運用のニーズは高まり
お金について学び始める方も増えていくだろう。
 
 

その時に大切なのは
インターネットや本で情報を得て
分かった気にならないことである。

 

先日もある方にレクチャーし
資産形成のお手伝いをしている最中、

その方は自分でネットの記事を検索し
自分なりに解釈して持論を展開し、
結果、違う選択をした。



時折見かけるのだが
実際に学び、行動し、結果を出している人の話よりも
ネットで検索したり本で書いてあることが正解だ、と思う人がいる。

まさに群盲象を評す、である。



何かを学びたい、と思った時に
うまくいってるひと、または専門家の先生から学ぼうとするはずだ。


しかしながら
こと金融の世界・投資の世界においては
なんの実績もない人に意見を聞く、という不思議な現象が起こりがちである。

 

ここが変だよ、日本人。
それ、本当に大丈夫ですか?って聞きたくなる。

 

金融に関しては
諸外国の方からみた時に本当に不思議がられることが盛り沢山。

 

 

まずは金融に関する自分の常識を疑おう。
そして情報は常にアップデートすることをオススメする。